2012年5月19日土曜日

聖徳太子の伝説はウソ!?

注意の集中

注意という心の動きの基本は、
選択と集中にある。
選択する範囲を絞り込むほどに、
よりきめこまかな処理が可能となり、
逆に選択範囲を広げると
おおまかな処理しかできない。
聞くの場合も、
この宿命から逃れることはできない。
人の話をきちんと聞くためには、
集中しなければならず、
他にも注意を引く対象がある場合、
聞く効率は確実に低下してします。


同時に複数の人の話は聞くことができない。
聖徳太子は一度に10人の話を聞くことができたと、
聞いたことはありませんか。
これは、注意に関しての認知心理学の研究から、
そんなことのできる人間は
存在しないことが断言できる。
10人はおろか、
2人の話を同時に両方ともきちんと
聞くことさえ不可能です。
無理に両方ともを
聞こうなどしてしまうと、
両方ともその内容を把握することが
困難になってしまうのが落ちである。

テレビを見ながら会話をするなども、
これに含まれテレビの音声と会話の話を
両方ともきちんと、
聞き取ることは困難で
どちらか一方に集中すべきだろう。

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