2012年5月19日土曜日

社会人としての会話能力を身につけるために必要な4つの力

社会人としての会話能力を身につけるために

会話の上達法には様々な考えがあると思いますが、
ここでは「論理力」「表現力」
「理解力」「対応力」
の4つの力を紹介しようと思います。

論理力は、目的を持ってこちらが言いたいこと
を伝えるための準備として必要な力です。
私たちはとりあえず話し始めてみて、
結論を探しながら話すことが多いものです。
ここでいう論理力とは、
何を言いたいかを明確にし、
その結論を聞き手に理解して
もらうためにはどのような脈絡で
話したらいいかを考える力です。

表現力は、こちらの思い、考え、意見、
感想などを的確に伝えるために求められる力です。
説得力といってもいいでしょう。
同じ内容を話しても、
人によって説得力は違うものです。
言葉の選択や話の展開のうまさで
説得力が増しますし、表情、身振り、
手振りも聞き手を引きつける要素になります。


理解力は、聴く力と言い換えてもいいでしょう。
雑念を入れず、人の話を十分聴ける力です。
相手が何を言いたいかを聞き取るためには、
集中力が要求されます。
その集中力をつけるためにどうしたらよいか考えます。

対応力は、相手からの返答に対して
適切に返答する力です。
相手の話が理解できても的確に
反応しなければ、
会話はそれで終わってしまいます。
対応力は、会話を盛り上げる
能力といってもいいでしょう。

論理力、表現力、理解力、対応力が
連関し合い、お互いを高め合っていくのが、
すばらしい会話といえるのではないでしょうか。

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