十円玉課題
ここではちょっとした課題をやってみよう。
用意するものは、紙と鉛筆。
何をするかと言うと、
十円硬貨の表と裏の図柄を
思い出して描くだけ。
とにかく思いだけ描いて、
もうこれ以上は思い出せないと
思ったら次に進もう。
それでは実際に十円玉を出して
どのくらいできたかを採点。
表に4項目、裏に3項目の
文字や絵が描かれている。
さてあなたは、
何項目描けているだろうか?
3項目描ければ平均成績。
7項目全部描けた人は少ないと思う。
毎日と言えるくらい見ているのに、
思い出せないのはなぜか?
答えは注意して見ていないから
記憶に残っていないのである。
十円玉課題は見る場合だが、
聞く場合にも同じことが言える。
話し手が話す声は聞こえているが、
それに注意を向けなければ、
聞いていないと同じことなのです。
注意を向けるということが
いかに重要であるかがわかり、
聞く力を向上させるときに
注意が大きな要になる。
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