2012年5月17日木曜日

ワンマン経営者のみなさん。そのままだと明日破綻しますよ!

聞かない経営者の末路

優れた経営者としての大事な資質のひとつは、
聞く力を豊かにそなえていること。

資質を欠く経営者として頭に浮かぶのが、
いわゆるワンマン経営者である。

ワンマン経営者とは、
自分の考えを社員たちにひたすら聞かせ、
社員たちの話は聞かない経営者である。
このような経営者でも経営は成り立つが、
それは限られた期間のあいだだけである。
所詮、一人の人間の頭脳でなしうることには
限りがあり、世の中の変化に合せて
対応していくのは極めて難しい。
ワンマン経営者ほど、
それまでの考え方ややり方に
固執仕様とするから、
なおのことである。


ワンマン経営者として世に知られている某経営者は、
深刻な経営難に陥り、責任を取って退任する折に、
「すべては私が悪かったが、
しかし、誰かがそう言ってくれればよかったのに…..」
と言い残した。
これは明らかに、
かなしくもあきれた自己矛盾である。

聞くの失敗は、こういった損失をももたらす。

企業の経営者に限らず、
どのような組織・集団のリーダーにも
当てはまると考えておくべきだろう。

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