2012年5月17日木曜日

カウンセラーは最後の砦?

コミュニケーションの手抜き

誰かが問題を起こした・
あるいは問題を抱えているなどの際、
それを普段の人間関係の中で、
解決しようとせず、即、
カウンセラー任せてします。
めんどうだからカウンセラーに
まかせてしまおうと
される場合も少なくないと聞く。
こういった、コミュニケーションの
手抜きが広がっている。


ここで気になる一つケースがある。
学内で窃盗を起こした学生が、
カウンセラーのところへ通わされ、
何度か通ううちに、
その学生はカウンセラーにこう言った。

「初めて心を開いて話すことができた、
初めてちゃんと聞いてもらえた、
信頼できるのはカウンセラーの先生だけです」と。
これは一体どういうことなのだろうか?
こんな社会であっていいのだろうか?
心を開いて話せない。
話をちゃんと聞いてもらえない。
そしてお互いに信頼できないような、
そんな人間関係のなかでしか
生きられないことこそが、
心の問題を生み出すもとに
なっているのではないだろうか?

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