2012年5月18日金曜日

目を離した隙の社会におけるコミュニケーション環境

社会におけるコミュニケーション環境

家庭外でのコミュニケーション環境も、
聞く力の発達に無視できない環境です。
特に、保育園、幼稚園、学校など、
子供たちが毎日毎日、
長期間にわたってそういった場で、
出会う保育士や教師などの影響力は、
親と同等またはそれ以上なのでは
ないだろうか?
保育士や教師たちは、
時間と気持ちにゆとりがないと、
子供たちとのコミュニケーションは
表面的なものになりやすい。
学校教師に関しては業務の
多忙化などのため、
とてもそういうゆとりはなさげである。
子供たちの聞く力の発達には、
阻害要因の一つと言える。


さらに地域社会でのテレビを
はじめとする、
マスメディアのなかの
コミュニケーション状況である。
例えれば、
人気のあるアニメでは
主人公が子供にとっての
モデルになりうるが、
主人公がどのような
コミュニケーション行動を
あらわすかが、
発達に影響することになるだろう。

コミュニケーション環境は多様であり、
けっして単純ではない。
これら全体が適切であることが
望ましいが、子供と過ごす時間が長い、
家庭(親)と学校(教師)は、
最も影響力のあるモデルになる。
他の場面での環境が
少々劣悪だったとしても、
家庭と学校での環境さえ
しっかりしていれば、
子供たちの発達には
問題は生じないともいえるのではないだろうか。

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